ミンスク・ワールド 中信明思克航母世界  2009/2/14
空母ミンスクミンスク・ワールド  広東省・深圳

1978年に進水したソビエト海軍の航空母艦「キエフ級」2番艦ミンスク。ソ連時代末期の経済破綻による軍事費削減のあおりを受け
1991年ごろ退役し、1995年に
韓国の企業にスクラップとして売却された後、1997年中国に売却された。
2000年6月にミンスク・ワールド(「明思克航母世界」)の名でにオープンしたが、財政難で閉園したりまた開園したり繰り返したそうだ。
私が見た限り(土曜だったが)まあまあの入りで賑やかだった。

入り口を入ると広場があり、戦闘機と輸送ヘリ・ミル、水陸両用軽戦車、その他各種野砲とミサイル、対空レーダーなどの展示、
お土産屋さんとプラモ・ミニチュア館がある。ミンスク本体は
内部にはMig-27、甲板にはMi-24ハインドや攻撃機が展示されている。
ただしミンスクで実際に運用されていたYak-38やKa-27などの艦載機の展示はない。
戦闘機・ヘリ  野砲・ミサイル・戦車   公式サイト…行方不明!


広場を抜けていよいよミンスクへ、桟橋を渡って。一日中小雨模様で残念。

ミンスク内部および広い甲板おいて以下の四つのアトラクションが楽しめる。
格納庫特設ステージで舞踊ショー:ロシア民謡と中国歌謡を交互に、最後は合同で。
4Dシアター:3Dをさらに進化させた10分程度のCG映画。ミンスクが米艦隊を撃破する!
作戦司令室:実写映像と音響で緊迫の戦闘事態を再現。
甲板での舞踊ショー:(雨天中止で見れなかった。)
館内は乗組員の居住スペースはもちろん、ミサイル室、魚雷室、砲弾室なども見もの。銃や弾丸などの小火器、乗員士官の写真と
プロフィールなども展示されている。ミンスク艦橋をバックに軍服着用で記念写真(有料)を撮ったりいろいろ楽しめる。
中国&ロシアの舞踏ショー。なじみ薄い中・ロ音楽と踊り、でこれがなかなか楽しめる。欧米のエンタとはひと味もふた味も違う感じで。
中央奥右手が舞踏ステージ。出てきて左が4Dシアター。手前はみやげ物屋さん。
アメリカの正規空母の比じゃないとは思うけど歩いてみるとけっこう広い甲板と、なかなか巨大な艦橋。
SS-N-12の連装発射管 銃弾と薬きょうで作ったおもちゃ。こんなもの誰が買うのか…。
砲弾庫 砲弾を上部砲塔に送る
全体的に屋外の展示機の保存状態があまりよくないので、やや感動が半減。
ミンスク本体の見学の方が収穫は大きいだろう。
私自身は舞踊ショー、4Dシアターなどのアトラクションが、予想外に楽しかった。
中には安い食堂もあり、半日のんびり楽しめると思う。


深圳駅バスターミナルから202205番のバスで。
バス料金はわずか3元(約45円)だが、たっぷり40分近くかかる。
バス下車歩10分。入場料110元。定休日なし。


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案内役の女の子が一杯いて、けっこう暇そうなので話しかけると喜ぶ。中国語勉強すべし。