紛争、傭兵もの(アメリカ軍関連)

 山猫は眠らない3決別の照準 SNIPER 3 2004年米 90分   

監督:P・J・ピース、出演:トム・ベレンジャー、バイロン・マン、ジョン・ドーマン

ベトナムが舞台…というわけで前半の市内でのアクションシーンは、なんか香港B級映画みたいな気分。任務はあっさり失敗するし、何だかなーと思ってると、農村地域へ移ってベトナム戦争での体験がプレイバックし、ベケット自身が諜報活動に巻き込まれたことを察し謎解きを始める、という後半が実は見もの。

トム・べレンジャーがだいぶ太っちゃって、動きにイマイチ切れがないのが気になって辛い。
3作続いて毎回違ったシチュエーションに挑戦する姿勢は悪くないが、私はやはり第1作目がベストと思います。
(2008/10)

 
 山猫は眠らない2 狙撃手の掟 SNIPER 2   2002年米   90分  

監督:クレイグ・R・バクスリー、出演:トム・ベレンジャー、ボキーム・ウッドバイン、エリカ・マロジャーン

はっきり言って前作の方が見ごたえあり。

退役している主人公に政府が半強制的に危険任務を依頼してくるところは
「ファイアーフォックス」風。現地連絡員が若い女ってとこは「ランボー2」風。東側の戦闘車両に追われるシーンは「エネミーライン」風。最後の廃墟での敵スナイパーとの一騎打ちは「スターリングラード(主演ジュードロウ)」風。何でこんな映画作る必要があったのか理解に苦しむ。前作が良かっただけに残念。 続編3も出たが…。((2007/7)



 英雄の条件  RULES OF ENGAGEMENT 2000年米 130分 

監督:ウィリアム・フリードキン、出演:トミー・リー・ジョーンズ、ガイ・ピアーズ、サミュエル・L・ジャクソン

中東諸国では反米感情から、戦争や紛争までに至らないトラブルもたくさん起きている。
イエメンのアメリカ大使館で起きた暴動で、一般市民殺人の罪で米軍大佐(S・L・ジャクソン)が軍法会議にかけられる。その大佐の弁護を引き受けたのは、かつてベトナムでの戦友(T・リー・ジョーンズ)。冒頭で二人のその後の運命を決定したともいえるベトナムでの激戦シーン。そしてイエメンの米大使館では最新装備の米海兵隊によるレスキュー作戦を見ることができるが、物語の中心は軍法会議とその準備、およびおきまりの裏の駆け引き。
正義は守られるというエンディングでハッピーエンドだが、それはあくまでアメリカにとっての正義じゃないか?…と鼻につく人もいると思う。(2008/8)


 映像捜索中
 
 ステルスファイター  STEALTH FIGHTER 1999米 87分 

監督:ジェイ・アンドリュース、出演:アイス・T、コスタス・マンディロア、エリカ・エレニアック

アメリカ海軍の名パイロットが戦死と見せかけテロリストとなり、数年後ステルス爆撃機を奪ってアメリカ政府を脅す。海軍時代の同僚が主人公で、テロリストを追い詰め最後は
F16でステルスを撃墜しめでたしめでたし。
冒頭での二人の同僚時代のイントルーダーによる爆撃シーンが、すべて
映画「イントルーダー」からのフィルム流用。後半テロリストたちのアジトを発見し、特殊部隊を引き連れてゴムボートで上陸、夜襲をかけるシーンはなんと「戦争の犬たち」のフィルム流用。ウォーケンの映像がそのまま使えるように、主人公に同じ黒の毛糸帽までかぶせている。低予算映画はこうやって作るという、お手本のような映画。
ところで最後に悪役が“なぜ海軍を辞めてテロリストになったか”を語る場面があるが、要約すると“サラリーマンよりフリーランスはいいぞ”って話で、私は気に入っている。とにかくステルスが優雅に飛行するシーンはふんだんに見れますが…これもなんかの航空機ビデオの流用かも。(2007/1)
 G.I.ジェーン  G.I. JANE  1997年米  126分  

監督:リドリー・スコット、出演:デミ・ムーア,ビーゴ・モーテンセン

女性兵士が特殊部隊
SEALの訓練に参加し、差別、偏見、地獄の訓練に立ち向かう。政治家に利用されたりするも何のその。どこまでも力強く突き進む。現用アメリカ軍ファンには楽しい映画。
実戦さながらの過酷な
SEALの訓練をこれでもかと見れるし、最後は突発事故ともいえる実戦参加まで用意されている。もちろん最後はハッピーエンド。アメリカ軍強い!最強!って映画。
この手の映画はラストでいつも派手にどんぱちやって決着つけちゃうけど、ほんとなら国際問題になって後が大変でしょ。
(2008/8)


 山猫は眠らない SNIPER   1992米 100分    

監督:ルイス・ロッサ、出演:トム・ベレンジャー、ビリー・ゼイン、J・T・ウォルシュ

現代米軍の狙撃兵を主役に置いた注目作。

戦争ではなく、パナマの麻薬王を暗殺する任務だが、一人の目標を確実に倒すまでの緊張感がすごい。
他の米軍歩兵部隊との仲の悪さ、パートナーとのチームプレーの難しさなどもさりげなく描かれ、
これが狙撃部隊ってものかと見入ってしまう。
一晩中干草の中に身を潜めたり、池の中に身を沈めて眠ったり。敵大部隊からの逃走あり、敵スナイパーとの一騎打ちの心理戦あり。
使用銃もオタクに嬉しい
M40A1H&K・PSG-1、対する相手はドラグノフとサバゲーファン必見の映画。(2008/3)
 エイセス/大空の誓い ACES: IRON EAGLE III  1991米  99分  

監督:ジョン・グレン、出演:ルイス・ゴセット・Jr、サニ千葉、クリストファー・カザノフ

シリーズもの大三作で主人公達再登場。
第二次大戦の英米日独4人のベテランパイロットが、プロペラ機を駆使して活躍するB級アクション。
ペルーの麻薬組織。その首領がナチスの生き残りって設定。そいつらをやっつけるため4人が操縦するのは
P‐38、スピットファイア、ゼロ戦、Me−109!
ユーゴスラビアの
ガレブというジェット戦闘機(ミグ17やF86世代?)と空中戦。
最後はドイツの対戦中の秘密兵器 Me263(もちろん実機ではない)というまるで日本の震電をジェット化したような不思議な戦闘機も登場。
地上のアクションシーンも多いので空戦に期待するとやや消化不良だが、4機の編隊飛行シーンは実に美しい。
ただしゼロ戦役はおなじみ
T-6テキサン、Me-109役はムスタングなので、やっぱ敗戦国の実機はほとんど現存してないんだなぁ…とあらためてしんみり。(2006)
ビデオ
 映像見当たらず  メタル・ブルー アイアン・イーグルU  IRON EAGLE II/METAL BLUE/IRON EAGLE II 
 1988年米  105分


監督:シドニー・J・フューリー、出演:マーク・ハンフリー、ルイス・ゴセット・Jr、スチュアート・マーゴリン

中東の某国(架空の国だが、地図では明らかにイラク、国旗はイランとイラクと北朝鮮を混ぜたデザインなのが笑える)のミサイル基地を破壊するため、冷戦中の米ソが協力して作戦を敢行。しかし集められたメンバーは優秀とはいえない上、協調性もなくけんかばかり。雪解け推進のために大統領がじかに話し合って決めたというが、裏にちょっとした陰謀もあり。あわや作戦は水の泡に…というところで一山も二山もあってだめメンバー達は一致団結!

アイアン・イーグルシリーズ第2弾。イスラエルで作戦開始ということで
F-16役はクフィルだが、ミグ役がファントムってのが何とかならなかったか。ラストはミラージュを繰り出して空中戦。陸の戦いではソ連の装甲車としてM-113に安っぽい改造砲塔つけたのだが、敵はBTR−152、6輪車が地味だけど見もの。自動小銃はガリルなんかも使ってる。とにかくB級だけど、割り切って見ればジェット機が飛び回るシーンがけっこう楽しめるかも。(2008/11)
 ハートブレイク・リッジ HEARTBREAK RIDGE 1986米 2時間10分 ★★★

監督:クリント・イーストウッド、出演:クリント・イーストウッド、マーシャ・メイスン

朝鮮戦争の英雄老兵が、海兵隊の実戦未経験新兵ばかりのだめ部隊を叩き上げてゆくドラマ。
その老兵をイーストウッドが演ずるのだから面白くないわけはない。訓練や演習シーンが中心で実戦シーンはラストで少し…実際にあった
グレナダ侵攻だが、ここでも戦争の悲惨さはわずかでスポーツのよう。
別れた女房も最後には温かく迎えてくれる…このラストはない方が良かったと思うなー、個人的には。(2007/1)





 トップガン Top Gun  1986米 110分  ★★

監督:トニー・スコット、出演:トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、アンソニー・エドワーズ、メグ・ライアン

米空軍のエリートパイロット集団に入隊した主人公。美人教官との恋、親友の事故死などにあいながらもトップパイロットとなってハッピーエンド。青春映画のノリで今見ると、80年代のファッション、ダサいロックBGMもちと辛いが、ジェット戦闘機映画としては大ヒットし、後から後から似たような映画が作られました。
とはいえ訓練シーンと後半の実戦シーンとふんだんに
F−14の勇姿が楽しめる。特に空対空ミサイル発射シーンがいい。訓練ではスカイホーク、実戦では敵ミグ役にF−5タイガーその他飛行はしないが空母艦載機のA6イントルーダーE2Cホークアイなども登場。今では退役してしまってる海軍機も見れるので、記録映画として保存版にしたい。(2008/11)