第1次世界大戦
| レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い LEGENDS OF THE FALL 1994年米 132分 ★ 監督:エドワード・ズウィック 出演:ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス、エイダン・クイン、ジュリア・オーモンド、ヘンリー・トーマス、カリーナ・ロンバード アメリカ映画お得意の“歴史の大きなうねりに翻弄されながら愛し合い憎み合いながら力強く生きてゆく人間の大河ドラマ”である。「風と共に去りぬ(南北戦争)」〜「パールハーバー(太平洋戦争)」あたりをもほうふつとさせる作品だが、こちらは第一次世界大戦である。ヘルメット着用以前のアメリカ軍である。変な帽子の騎兵はトルコ軍か?…ただし残念ながら戦場のシーンは15分程度で物足りない。(2007/7) |
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| DVDないみたい | アンザックス ANZACS 1984オーストラリア劇場未公開・ビデオ発売 183分 ★★★ 監督:ジョージ・ミラー、出演:ポール・ホーガン、アンドリュー・クラーク、ミーガン・ウィリアムズ 第1次世界大戦に参戦したオーストラリア・ニュージーランド混成部隊の物語。第2次大戦同様、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド軍は英連邦軍として参戦したが、イギリス軍上層部のオーストラリア軍を見下した態度(カナダ軍にはかなりの評価)が面白い。 オーストラリア軍の装備は基本的に英軍と同じだが、ヘルメット以外にブッシュハット(カウボーイハットに似た帽子)が正式採用で、その片方のふちを縦に折ったスタイルは粋。敬礼は英国式だ。 全体的な迫力は標準レベルだが、まずガリポリ上陸作戦(失敗して撤退)で珍しいトルコ軍との戦闘。フランスに戻ってからはドイツ軍相手に戦う。ドイツ軍のヘルメットが前半ではとんがり付だが、後半ではなくなっているなど芸が細かい。最後の方の戦いでは英軍の世界初戦車マーク1も登場。見慣れた塹壕戦だけでなく市街戦などもあり、けっこう飽きずに見れる。 オーストラリア軍を描いたオーストラリア作品ということで一件の価値あり。(2007/11) |
| ジョニーは戦場へ行った JOHNNY GOT HIS GUN 1971年米 112分 ★★ 監督:ダルトン・トランボ、出演:ティモシー・ボトムズ、キャシー・フィールズ、マーシャ・ハント、ジェイソン・ロバーツ、ドナルド・サザーランド これはとんでもない映画である。一発の砲弾で吹っ飛ばされて胴体と頭だけになってしまった男。 意識だけあって生きているものの、周囲そのことにきずかず…。 真っ暗な中で覚醒していく意識。記憶をたどり残された感覚だけで、自分の状態、置かれた状況を探ってゆく。だがこれは実話に基づいたものだと言うから戦争は悲惨である。(2007/11) |
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| DVD化なしみたい。 | ツェッペリン 1970 英 102分 ★★★★ 監督:エチエンヌ・ペリエ、出演:マイケル・ヨーク、エルケ・ソマー ドイツ軍が中心、そしてツェッペリンがメインメカという映画はそれだけで貴重。 ミニチュア使用でもゆったりと動く巨体は迫力あり、英軍のS.E.5戦闘機との空中戦もわくわくする。限られた空間での物語りは、見ているものも乗船しているような気分にさせてくれる。 スパイとなって乗り込むイギリス人の主人公。そしてツェッペリンの極秘任務と飽きさせないストーリー。英独の地上戦も見ものなスパイ+アクション戦争映画。(2006/12) |
| 武器よさらば A FAREWELL TO ARMS 1957年 152分 ★★ 監督:チャールズ・ヴィダー、出演:ロック・ハドソン、ジェニファー・ジョーンズ、ヴィットリオ・デ・シーカ 第1次大戦も第2次大戦同様数十カ国が参加しているが、イタリアと日本が連合軍側である点が最も大きな違いと言えるか。そのイタリア軍に衛生兵として参加したアメリカ人(米軍参戦前の物語)が主人公なのだが、英軍の看護婦と恋に落ちてしまい、退却と混乱の最中意図せず逃亡兵のみになってしまう。二人の恋の逃避行がメインストーリーでスイスに逃れてハッピーエンドかと思いきや最後も悲劇。 戦闘シーンは少なく、それも砲撃ばかりでドイツ・オーストリア軍そのものは姿を見せず。珍しいイタリア軍の軍装のみ見所。二人の甘い新婚旅行みたいな描写が多い反面、退却シーンでは道端で倒れている母親のおっぱいを吸い続ける赤ん坊など、一般市民の犠牲者もシビアに描かれている。(2007/11) |
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| 突撃 Raths Of Grory 1957米 モノクロ1時間27分 ★★ 監督:スタンリー・キューブリック、出演:カーク・ダグラス、ラルフ・ミーカー、アドルフ・マンジュー、ジョージ・マクレディ 第1次大戦のそれも完全な塹壕戦になってからのフランス軍。無謀な作戦の失敗を隠すため、兵士が3人選ばれ銃殺される。どこにもある軍首脳部の腐敗ぶりを、キューブリックらしからぬ?感じでまじめにまじめに描いている。 突撃シーンも「西部戦線異状なし」のほうが迫力あるくらいで、戦車も出ないしドイツ兵との白兵戦もない。しかしカメラワークも含めた全体的なあっさり感が、私は割と好き。無駄や余計なものがまったくない清清しさと言おうか。ラストシーンも感動や感情の高まりも地味で、ジンワリ後から効いてくる感じで。 この映画も全編英語。フランス語で見てみたい。(2006/10) |
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| ヨーク軍曹 SERGEANT YORK 1941年米 134分 監督:ハワード・ホークス、出演:ゲイリー・クーパー、ウォルター・ブレナン、ジョーン・レスリー テネシー州のすごい田舎で百姓をしている、飲んだくれで無神論者の主人公G・クーパー。 ある時雷に打たれて死にそうな経験をして、信仰心に目覚める。 第一次世界大戦に米軍も参戦。召集され従軍するが、神を信じながら殺人を行なうことの葛藤にさいなまれる。しかし悩みを振り切り勇敢に戦い、大手柄をたて勲章を受け、全米のヒーローとなって帰国する。実在の人物映画化だそうだ。 戦闘シーンは後半に15分ほどだが、けっこう見れる。 主人公は“オールアメリカン”こと82師団。もちろんこの時はまだただの歩兵師団だが、師団マークは同じだ。第二次大戦で空挺師団創設計画が起こり、82空挺師団となった。(2007/11) |
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| 西部戦線異状なし All QuietOn The Western Front 1930米 モノクロ2時間11分 ★★★ 監督:ルイス・マイルストン、出演者:ルー・エアーズ、ルイス・ウォルハイム、ジョン・レイ 1930年(第2次大戦前!)作の古典的名作。 中盤のセリフのない7分あまりの戦闘シーンは、モノクロで荒い画質のためまるで実写フィルムのような迫力。カメラが左右に移動しながら機銃にばたばたと倒れていく兵士を写す。フランス軍に数で押され塹壕で白兵戦となり、総崩れになるドイツ軍。しかし後列の塹壕に退くと味方の猛砲撃が始まり、仏軍の前進がひるんだところで今度は独軍が反撃。 負傷して野戦病院での描写もあり。休暇で故郷に帰ったときは、戦場と平和な日常の生活が逆転したような非現実感を味わう場面あり。その後の様々な戦争映画のお手本となるようなシーンがぎっしり詰っている。 オールドイツ人キャストでドイツ語でリメイクしてほしいなぁ。(2006/10) |
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| 担え銃 Shoulder Arms 1918米 37分 ★ 監督:チャーリー・チャップリン、出演:チャーリー・チャップリン、エドナ・パービアンス いきなり「このフィルムは大英帝国博物館に収められた記録映画である」というナレーションで笑わせてくれる。アメリカ軍に入隊、新兵訓練から始まって、おなじみの小ねたを次々披露。塹壕戦でもどたばたは続くものの、雨で陣地が水浸しになるなど、厳しい戦場の現実も描かれる。 塹壕を出るとフランス女性と知り合い、ドイツの将軍を捕まえて大手柄…でハッピーエンドと思いきや、なーんだというおちもあり。戦争映画コレクションの片隅に添えたい小品。(2007/7) |