空戦もの(第二次世界大戦)
| メンフィス・ベル MEMPHIS BELLE 1990年米 107分 ★★★ 監督:マイケル・ケイトン・ジョーンズ、出演:マシュー・モディーン、エリック・ストルツ 、ジョン・リスゴー、テイト・ドノヴァン 実在したメンフィスベルという愛称のB−17とその搭乗員たちを描いた、戦争映画なのにアメリカの青春映画みたいななかなか爽やかな味わいの映画。1990年の作品なので、空戦シーンなど「パールハーバー」などと比べるといまいち感があるが、B−17に焦点を当てたひさびさの映画。 なおこの映画の元ねたはウィリアム・ワイラー監督の完全ドキュメンタリー映画「メンフィスベル」(大陸書房2,500円)である。私は昔コンビニで見つけて買って持ってる。 なおなお実機はメンフィスのミシシッピ川中洲公園(Mud Island)に展示されている。(2007/7) |
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| 空軍大戦略 Battle Of Britain 1969年英 133分 ★★★★♪ ローレンス・オリビエ、マイケル・ケイン、ロバート・ショウ、トレバー・ハワード、クリストファー・プラマー、スザンナ・ヨーク、クルト・ユルゲンス 模型やニュースフィルムを使わず実機を飛ばして撮影した、ということで歴史に名をとどめる名作。スピットファイア、ハリケーン、Me109、He−111、Ju−87、Ju−52などが登場。しかし、Ju−87は模型のようだ。また空中での戦闘機炎上爆破などは合成が見え見えのところもある。 それでも英独を代表する戦闘機の格闘、He−111に襲いかかるスピットとハリケーンの迫力は今見てもみごとである。 冒頭でダンケルクへ敗走する英仏軍の長い列、ドイツ軍が迫り緊張が走る空軍基地、港にひしめく英本土上陸用艦艇(これは合成っぽいが)などの描写も新鮮。 また空戦ばかり話題になるが、出演俳優の豪華さも見逃せない。(2006.8) |
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| モスキート爆撃隊 Mosquito Squadron 1969英 90分 ★★★♪ デビット・マッカラム、スザンヌ・ネブ、デビット・バック 「633爆撃隊」で使用した飛行可能な4機を再使用して撮影。空中戦や墜落シーンは、模型を使ってたり合成もあるが、それでも実機が飛び回るシーンを堪能できる。(敵機はおなじみMe-108) 映画の方は、主人公のD・マッカラムが終始一貫してなんとも暗い表情でぱっとしないが、始めの戦闘で親友である同僚が撃墜されるので、仕方ないといえば仕方ないが。 その後モスキートに特殊爆弾を積んで(爆撃訓練シーンは悪くない)ドイツ軍の秘密工場を攻撃するのだが、捕虜収容所を破壊して捕虜たちの脱出を援護するという、かなり作られた内容。 全体的にイギリス映画らしい沈んだトーンだが、モスキートの勇姿が楽しめる捨てがたい作品。 なお、冒頭のV−1号発射シーンは、映画「クロスボー作戦」のフィルム流用。(実験シーンなのでV−1号に操縦席がついている)(2007) (←ビデオです) |
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| 633爆撃隊 633 Squadron 1964年 米 101分 ★★★ クリフ・ロバートソン、ジョージ・チャキレス、マリア・バーシィ 現存する実機4〜5機を使用して撮影された、モスキート(及びRAF)ファンのための映画。 Dデイ前夜、ドイツ軍が開発したロケットの特殊燃料基地が、ノルウェーの地下組織によりノルウェーフィヨルド地帯にあると判明。それをモスキートで爆撃破壊するというシンプルなストーリー。 地下組織のリーダーとその妹と主人公とのべたな関係なども出てくるが、あまり気にしないでひたすらモスキートの飛行シーン(墜落シーンなどは模型だが)を楽しみたい。敵役はおなじみMe109のつもりのMe108。他にB-25もちょっと出てくるが、銃座も改修されている(銃撤去)ので、戦後に民間で使用された機ではないかと思う。 飛行隊はイギリス人の他にオーストラリア人、インド人なども混じっており、大英帝国連合の趣き。なおスターウォーズ第一作クライマックスのデス・スター攻撃シーンは、この特殊燃料基地攻撃シーンのもろパクリである。(2006/8) |
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| 頭上の敵機 Twelve O'clock High 1949年米 白黒 133分 ★★★ グレゴリー・ペック、ヒュー・マーロウ、ポール・スチュアート、ゲイリー・メイル アメリカ空軍B17によるドイツ本土戦略爆撃。その責任感強い指揮官(G・ペック)の苦悩を通して、爆撃任務の困難さを描いた古典的名作。40年代の作品である! 実際の空爆及びドイツ空軍による迎撃シーンは後半に出るので、前半はやや退屈。実写フィルムをかなり織り交ぜてあるが、もともと白黒の作品なので違和感ないのが救い。高射砲の直撃で墜落するB17や、飛び交う迎撃機Me109も迫力。冒頭で何もない空軍基地跡を訪れ、回想シーンから始まる味わいも含め、古典として楽しみたい。それにしてもG・ペックは軍人役もかっこいい。 ご存知のように、TVシリーズとして引き継がれ、コンバットに次ぐ人気シリーズとなった。 なお史実どおりドイツ軍のボールベアリング工場爆撃任務が行われるが、戦後の調査によってボールベアリングはかなりの備蓄があったので、爆撃目標としては不適だったのではないかという説も出ている。(2006.8) |
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監督:レスリー・ハワード、出演:レスリー・ハワード、デヴィッド・ニーヴン、ロザムンド・ジョン イギリスの代表戦闘機スピットファイアを設計したR・J・ミッチェルの、苦悩と栄光の物語。 なんと1942年の作品である。1940年のバトル・オブ・ブリテンを勝ち抜いてほっと一息ついたところで、スピットファイアの活躍をたたえるために作った映画であろう。 その戦闘シーンは冒頭トラストに少し出るのみであり、戦争映画とは言いがたいかもしれない。複葉機から単葉に移行する時期、各地で盛んに行なわれたスピード記録レースの貴重な映像が見れる。主人公がドイツを訪れた時は、Me109の生みの親メッサーシュミット博士とも対面しており、まだ友好関係にあった英独の描写も面白い。 戦争が始まってからは、主人公は不眠不休で設計に命を注ぐ。 古い映画なので、全体的にサーッとノイズ音が入っている。名画座で映画を見まくっていた昔を偲んで…。 なお製作・監督・主演と3役を務めたレスリー・ハワードだが、翌1943年に飛行中ドイツ軍に攻撃を受け戦死!したと言う。 (2008/12) |