海戦(第二次世界大戦・ヨーロッパ)
| ビロウ BELOW 2002米 105分 ★★★ 監督:デヴィッド・トゥーヒー、出演:マシュー・デイヴィス、ブルース・グリーンウッド、オリヴィア・ウィリアムズ 大西洋で行動する米潜水艦。救命ボートで浮遊する3人のイギリス人を救助するところから物語が始まる。 攻撃を受けて沈没した病院船の生存者だと言うのだが、執拗に追いすがる独駆逐艦との戦いの中、様々な謎が浮かび上がり、艦長の不可解な行動から、隠された過去の秘密が次第に明らかになってゆく。もちろん駆逐艦との戦闘は新しい映画だけあってなかなかの迫力。駆逐艦による鎖フック攻撃という珍しい見ものもある。 サスペンスとスリラー映画の味わいを持った潜水艦映画。 「バンド・オブ・ブラザース」のデクスター・フレッチャーが出演している。 冒頭でカタリナ飛行艇(実機と思われる)の悠然とした飛行シーンが見れる。(2008/10) |
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| U−571 U-571 2000米 116分 ★★★ 監督:ジョナサン・モストゥ、出演:マシュー・ヒコノヒー、ハーヴィ・カイテル、ジョン・ボンジョビ Uボート名がタイトルになっているがアメリカ軍が主役。Uボートに成りすまし近づき、Uボートに積まれた暗号機エニグマを奪取しようという大胆な作戦。昔から潜水艦映画に駄作はない、といわれているがこれも見どころたっぷり。 新しい作品だけあってアクションシーンは申し分ないし、繰り返しピンチに襲われる中で次の判断を迫られる主人公。 任務を完遂する中で成長し、部下の信頼を勝ち取るという感動の人間ドラマもあり。 最近の映画にしては長すぎず(2時間以内)、すっきりまとまってるとこもよし。(2006/8) |
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| Uボート Das Boat 1981西独 139分(ディレクターズ・カット209分) ★★★★ ユルゲン・プロフノウ、クラウス・ヴェンネマン、ベルント・タウパー、ヘルベルト・グリューネマイヤー 待ってました!のドイツ映画。大西洋で狩をしつつ、イタリアへ向かう任務に就いたU96。 兵士ではない報道官が乗船し、見ている私たちと同じ目線で潜水艦内の日常が描かれていく。出航するときの港の風景、軍楽隊の演奏の中を航行するUボート美しさ。備蓄された食糧など細かい描写も新鮮。騎士道精神の残る海軍気質。戦いのなかでは深海での水圧による不気味な軋み音。吹っ飛ぶボルト。狭い艦内の乗組員たちの汗と、息苦しさが伝わってくる。 最後にやっとの思いで港にたどり着いたのもつかの間、あまりにも空しく悲しいエンディングが待ちうけていた。(2008/8) |
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| 眼下の敵 The Enemy Below 1957米 98分 ★★★ ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス、セオドア・バイケル、アル・へディソン、ラッセル・コリンズ こちらはUボート対駆逐艦の一騎打ち。どちらも援軍は到着せず、死力を尽くして戦う姿を両軍公平に描いている。 駆逐艦側の描写も多く入るので、潜水艦内の息の詰るような場面から、洋上の場面に移ると見ているこちらまでほっとし思わず深呼吸しちゃう! 心理戦もみごと。見えない相手に対して爆雷を落とし続ける駆逐艦。Uボートの船員がかなりまいっているので、(普通なら音を出してはいけないのに)艦長(K・ユルゲンス)はレコードをかけさせ、皆で合唱する。それを聞いた駆逐艦の副官は「まるで平気なようですねぇ」と言うと艦長(R・ミッチャム)は「いやぁ、かなりまいっているよ」と言いさらに攻撃を続ける。 駆逐艦の副官役は懐かしいTVドラマ「原潜シービュー号」の艦長。 なお早川文庫の小説では、Uボートの相手はイギリス軍。エンディングもちょっと違っていて面白いのでお薦めです。 (2008/8) |
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| 戦艦シュペー号の最期 The Battle Of The River Plate 1956英 119分 ★★★ 監督:マイケル・パウエル、出演:ピーター・フィンチ、アンソニー・クウェイル ベルサイユ条約において厳しい制限をつけられたドイツ海軍。洋上の戦いにおいても、Uボートによる通商破壊作戦と同じ構想を作り上げた。こうして戦艦より早く、巡洋艦より火力の大きい小型戦艦が生れた。 物語は史実を忠実に再現してゆく。南大西洋で神出鬼没のグラーフ・シュペーを発見した3隻の英巡洋艦隊。ワンクラス劣るとはいえ3対1なら何とかなるだろうと戦いを挑む。 前半は洋上の戦い…といっても空母中心の太平洋日米決戦に比べるとやはり地味。しかしそれが返って帆船時代の戦いのような人間味が出て面白い。 後半は中立国ウルグアイの港モンテビデオに逃げ込んだシュペーと、外海で待ち受ける英艦隊のにらみ合いの中で進む政治的駆け引き。それをまったく野次馬気分で眺めるモンテビデオの人々と平和な町並みが、戦争映画であることを忘れさせるような不思議な味わいの映画である。(2008/8) |
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| アーサーランク・ベスト・コレクション、ビデオあり |
監督:ロイ・ウォード・ベイカー、出演:ジョン・ミルズ、リチャード・アッテンボロー、ナイジェル・パトリック イギリスの映画会社アーサーランク社(40〜60年代が黄金期)の作品。 訓練航海に出た英国潜水艦。前大戦で放置されたままの機雷により沈没。生き残った船員は脱出の方法を必死に探す。海上からの救難部隊も嵐のため作業は困難を極める…。 というわけで厳密には戦争映画といえないかもしれないが、潜水艦者が好きな人にはお薦めの一作。古い映画なのでもちろんCGはないし派手なアクションもないが、密閉された空間でのドラマが充分楽しめる。海底の密室空間という独特の状況が、 やはり潜水艦映画に傑作が多い理由なのか。 艦橋前部に大砲を持つ珍しい型。出航前のシュノーケルの作動シーンなどもさりげなく見れる。(2008/12) |
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