海上自衛隊鹿屋基地資料館 鹿児島県鹿屋市西原3-11-2 2018年3月訪問 |
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鹿屋海上自衛隊基地の隣に資料館がある。 ここは屋内と屋外の展示があり、戦中は知覧と同じ特攻隊の基地でもあったことから屋内2階は特攻隊関連の展示となり、撮影禁止である。しかしピカピカに整備されたゼロ戦は撮影可能で嬉しい。知覧の四式戦もこうしてほしいものだ。1階は現在の海自の活動を中心に展示。ヘリや哨戒機の機首部分があり中に入れるようになっている。 屋外展示の目玉は二式大艇(川西二式飛行艇)であり、アメリカが接収しテストされたのち返還され、長らく「船の科学館」(東京品川、2011年終了)にあったがここに移された。他は海自が使用してきた航空機やヘリコプターだが残念ながら二式大艇以外は汚れがひどく、写真を撮る気力がやや萎えるほど。せめて白い機体のUS-1飛行艇くらいきれいにしてほしい。 |
天山艦攻雷撃隊第二五四飛行隊の碑。 |
天山11型B6N1のプロペラ。1980年に錦江湾で操業中の漁船の網に引っかかったもの。 |
屋外展示機。汚れがひどく、破損しているものもある。 | |
B-65 練習機 米ビーチクラフト社 1990年退役 | KM-2練習機 富士重工 1996年退役 |
S2F-1 艦載用対潜哨戒機 米グラマン社 1982年退役 | メンター連絡機 米ビーチクラフト社 1980年退役 |
SNJ-5練習機 いわゆるテキサンで有名な奴、垂直尾翼折れとる! | V-107 掃海機 米バートル社 1988年退役 |
BELL-47 川崎重工業 1993年退役 | HSS-2A 対潜哨戒機 米シコルスキー社 1990年退役 |
館内1階にHSS-2Aがあり中に入れる。 | 奥に見えるのはP-2J 哨戒機の前部。操縦席と先端観測部に入れる。 |
ヘルメットもかぶれてパイロット気分。 | こちらはP-2J 哨戒機の先端部分。 |
鹿屋航空基地HP 同 資料館HP 資料館のサイトに展示機の詳しい説明があるが、私が行った時にはなくなってた機体もある。
鹿児島市内からバスで鴻池港までバス。そこからフェリーで垂水新港へ。さらにバスで鹿屋市内バス停「航空隊前」へ。待ち時間入れてたっぷり2時間(1,500円くらい)かかります。なお資料館横に鹿屋市観光物産総合センター(レストラン兼みやげ物屋)が一軒あるだけで、フェリー乗り場、バス停周辺などお店が全くないので要注意。 |
その観光物産総合センター内には映画「永遠のゼロ」で使われたゼロ戦操縦席があり 座って記念撮影できて楽しいよ。 |