香港海防博物館   2009/2/18 訪問
HONG KONG MUSEUM OF COASTAL DEFENCE

地下鉄・港島線
(東終点から二つ前)SHAU KEI WAN 駅、歩約10分

10時〜17時、木曜日定休。
(祝日は開館。年始に休館等あり)
大人HK$10、学生・60才以上HK$5。水曜日無料。

 展示車輌&砲はこちら。

公式サイト
  言語を選択するとトップyページが出ます。


エレベーターを降りたところから、展示館を望む。
要塞自体は1887年に作られたが、展示館には香港の海防の歴史1368年から1995年までを10のブースに分けて展示。太平洋戦争前後では、日英両軍の軍装品などを見ることができる。展示車輌・砲そのものは少ないが、実際の要塞をそのまま博物館にした点が貴重。

エレベーターで一気にてっぺんに上がり、歩いて下りてくるようになっている。
ただし砲台、弾薬庫、トーチカなどはたくさんの階段と地下通路でつながっているので、全部見て回るとけっこう上り下りがあり疲れる。
私が訪れた時は、なぜか魚雷室が閉鎖されていて見れなかった。残念。

(西側)九龍半島を望む

(東側)ヴィクトリア湾へ入ってくる船が見える。







19世紀後半からの典型的な英軍兵士装備と兵舎の様子。

第2次大戦中、英軍装備

第2次大戦中、日本軍装備

第2次大戦後の英軍装備

トーチカ内部。

強力なトーチカと小さな銃眼。手前の手すりは後付。

トーチカの銃眼から外を見る。なだれ込んできた敵兵を銃撃する。








 地下通路と階段で
 つながっている。
 




 


せり上がり式砲台への通路。








 ここに迷い込んだら
 上から撃ち下ろされて
 全滅は必至。

この他に、発掘された石器時代の矢じりなどにも感動した。非常に精巧に作られていて。
中世の弓、槍、武具、戦闘船の模型など、幅広く展示されている。

ざっと見て1時間。食堂&カフェテリアもあり、ゆったり過ごして3時間といったところ。
高台にあり、天気のいい日は海を眺めて一日のんびりしたくなる。とにかくヴィクトリア湾に入る海峡を見下ろす場所なので、眺めは最高。
地下鉄駅から歩いて行けるのも便利。香港はパックツァーなどもたくさんあるが、半日自由行動をスケジュールに入れておけば、
充分に行くことができる。 ガイドブックによっては掲載されてもいない、香港の隠れた観光スポットである。     (2009.2)
         展示車輌&砲