要注意映画  見ると怪我するかもよ

★ 第2次大戦もの
  エンド・オブ・ウォー  BROTHER'S WAR 2009

監督: ジェリー・ブテイン、出演: ティノ・ストラックマン

ソ連軍の陰謀を知ってしまったドイツ兵捕虜とイギリス観戦武官が、共に追われる身となって途中ポーランドの看護婦と合流し一緒に逃げる。
最後にアメリカ軍の捕虜となり真実を伝えるのだが…という深く重いストーリーなのだが、英独ソポの全員英語しゃべってます。それから射撃における炎や爆破シーンはCG処理で軽いです。一般市民の避難民も後半出てきますが、何しろ人数が少ないので断末魔のベルリンというのも無理があって、役者さんはそれなりにがんばってるんですけど。きれいな
へッツァーが出てきて走り回ってくれてそこだけは嬉しいです。
(2010/1)
  パンツァー鋼鉄師団 STEEL TEMPEST 1999

監督: ボブ・カールスハー 出演: サイモン・キルク, ロブ・ホォエーラン

物量の連合軍に追いまくられるドイツ軍を描いているようだがストーリーもよくわからない。とにかく映画館で上映できる代物ではない。砲撃や爆破はすべてCGによる合成という映画を私はこれで始めて見た。
M4シャーマンやIV号駆逐戦車、自走砲マーダーVなどが登場するのでマニアはそこだけは楽しめる。とにかく戦争映画というよりはミリタリーマニアのイベントで模擬戦闘を行なって、ビデオ撮影したような感じである。それにしてもドイツ兵とイギリス兵は完全装備なのにアメリカ兵はなぜかしょぼくて、まともにベルトしてないのもいたりして変。(’2010/1)





 バトルフォー・スターリングラード 祖国のために  1975ソ
 前編82分/後編80分  監督:セルゲイ・ボンダルチュク 出演:…どうでもいいや

セルDVDで前後編それぞれ500円で売ってた。監督がワーテルロー、戦争と平和(ソ)のセルゲイ・ボンダルチュクだというのでそうひどい映画じゃないだろうと思ったが大ハズレ。
スターリングラードの市街戦はなし。ドン河に向かって退却を続ける歩兵部隊が塹壕掘っては戦い退却し、塹壕掘っては戦い退却を繰り返すのみ。ドイツ軍はおそらくT‐34/85改造の4号戦車もどき。ソ連軍はおなじみ96mmM1942対戦車砲
火薬は一杯使ってますという感じで単調な戦闘シーン。対戦車ライフルで戦闘機を撃ち落したりしちゃうし。低空で飛来するのはMe‐108のようだ。もちろんパッケージ写真に使われているタイガーTと4号戦車は出てこない。ソ連兵の背のうが最も初期のずた袋のような奴でなかなかリアルだが。
ソ連軍全面協力なんだろうけど編隊でどーっと飛行していくのと、あとは進軍(退却)シーンでT-34、カチューシャなどが歩兵と一緒にズラッと列を成して進んで行くだけ。
またひどいのが日本語の吹替え。声優とは思えない棒読み。とても聞いてられないのでロシア語・日本語字幕にすべし。・・・というかこんなDVD買わんほうがいいよ。160分も暇つぶしたかったらヨーロッパの解放クルスク大戦車戦を繰り返し見たほうがいいよ。 (2009.7)




オフサイド7  ESCAPE TO ATHENA  1979英 119分
監督:ジョルジ・コスマトス、キャスト:ロジャー・ムーア、テリー・サバラス、デヴィッド・ニーヴン
大物俳優多数出演。困難な特殊任務に挑む戦争プロフェッショナルたちのアクション大作?
1944年、ドイツ占領下のギリシャ。村を占拠し燃料庫を爆破、Uボートの活動を止めるという連合軍捕虜とレジスタンスの活躍を描いているが、なんだかわからないうちに最後は巨大ミサイル(V-2?)が登場し、それを操作するドイツ兵がもうSFチックないでたちで唖然!
ロジャー・ムーア、テリー・サバラス、デビット・ニーブン、エリオット・グールドなど大物が出てはいるのだが、ようは「ナバロンの嵐」の二番煎じ。つまり「ナバロンの要塞」の三番煎じ。(2010/5)

ロンメル軍団を叩け 
RAID ON ROMMEL 1970年米  98分
監督:ヘンリー・ハサウェイ、出演:リチャード・バートン、ジョン・コリコス、ウォルフガング・プライス
「トブルク戦線」が大ヒットしたため、フィルムを使い回してもう一本作ったという、現在では信じ難いようなことを昔はしてたんだなぁ…という作品。ドイツの飛行艇、襲来するカーチスP‐40、燃料基地や沿岸砲台の破壊シーン、途中トブルクヘ向かうハイウェイ路上シーンまで次から次へと出てくる出てくる。「トブルク戦線」が好きだった人は、あえてパロディ版としてコレクションしてはいかが?R・バートンもつまらない映画に出てるんだねぇ。お仕事って割り切ってやったんだろうなぁ。「ワイルド・ギース」がよかったので、こういう映画は悲しいですね。なおDVDで今回始めて見たんだけど字幕にひどい間違い…「第8軍」が「第8陸軍」、「コマンド部隊」が「突撃隊」になってます。
★ 第2次大戦より前関係
 ズールー大戦争
SHAKA ZULU: THE CITADEL 2001年 91分

監督: ジョシュア・シンクレア, マリー・ルイス・シンクレア、出演:デヴィッド・ハッセルホフ, カレン・アレン

ズールー族の王シャカを描いたそれなりに真面目な映画だが、パッケージのものすごい戦闘シーンを見ると「
ズールー戦争」や「ズールー戦争/野望の大陸」のような映画かと思ってしまい痛い目にあう。このようなシーンはない。
それにしても、およそこれほどパッケージと中身の違う商品が出回ったら普通なら返品交換または返金なのだが、なぜビデオやDVDではまかり通ってしまうのだろう。不思議だ。(’10/1)


   モロッコ  MOROCCO   1930年 92分    

監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ、キャスト:ゲイリー・クーパー、アドルフ・マンジュー、マレーネ・ディートリッヒ

外人部隊ものの古典的名作…とされてるようなので、期待して手を出すと痛い目にあう。きざ男G・クーパーと若き日のデートリッヒの恋愛ドラマを、異国情緒あふれる北アフリカの地で見せた映画である。砂漠での戦闘シーンはまったくない(に等しい)。
ただ駐屯地の町から砂漠の砦へと出発するとき、若い女たちが荷物かついでロバを引いてついてゆく場面は妙にリアル。こういうのは他の外人部隊ものでは見なかったシーン。

クーパーは「
ボージェスト」や「真昼の決闘」あるいは「北西騎馬警官隊」などみるとなかなかいい感じだが、この映画では二枚目できざで女たらしのキャラクター。映画の出来がどうのこうのではなく、なにしろ1930年作品。さすがにここまで古いと今の目で見るのはちと辛い。逆にどっぷりレトロ気分に浸りたいなら★3つ。もちろんデートリッヒファンなら文句なしでしょう。(2012.6)

★ 第2次大戦より後関係
 バトル・オブ・パシフィック  AMERICAN WARSHIPS  2012  90分  

サンダー・レヴィン、キャスト:マリオ・ヴァン・ピーブルズ、カール・ウェザース、ヨハンナ・ワッツ

「ここに描かれた出来事をペンタゴンは否定している」という字幕でスタート。航行する迫力の米空母歓待の映像で期待は高まるのだが…。典型的低予算B級SF映画。戦闘シーンはしょぼいCGだし、出てくる俳優は知らない顔ばかり。実写+アニメのSF戦争映画くらいに割り切って見れば結構楽しめる。あと戦艦アイオワをじっくり見たい人にはお奨め。いろいろおかしな所もいっぱいあるので探してね。

博物館として保存されることになったアイオワが、仁川から米本土に向かう途中事件が発生。旧式武器で謎の敵に立ち向かうという設定は面白いが、なんともCGがしょぼい。空母のコントロールルームはちっちゃなスタジオみたいだし、国防長官はどこかの会社の営業部長って感じだし。敵は北朝鮮か中国か…第3次世界大戦勃発か?…とはらはらさせるお決まりの展開。
「インデペンデンスデイ」と「亡国のイージス」と「宇宙戦艦ヤマト(実写版)」をくっつけてぐっと安く仕上げた感じの一作。
(2014/8)
 映像捜索中
 ステルスファイター  STEALTH FIGHTER 1999米 87分 

監督:ジェイ・アンドリュース、出演:アイス・T、コスタス・マンディロア、エリカ・エレニアック

アメリカ海軍の名パイロットが戦死と見せかけテロリストとなり、数年後ステルス爆撃機を奪ってアメリカ政府を脅す。海軍時代の同僚が主人公で、テロリストを追い詰め最後は
F16でステルスを撃墜しめでたしめでたし。
冒頭での二人の同僚時代のイントルーダーによる爆撃シーンが、すべて
映画「イントルーダー」からのフィルム流用。後半テロリストたちのアジトを発見し、特殊部隊を引き連れてゴムボートで上陸、夜襲をかけるシーンはなんと「戦争の犬たち」のフィルム流用。ウォーケンの映像がそのまま使えるように、主人公に同じ黒の毛糸帽までかぶせている。低予算映画はこうやって作るという、お手本のような映画。
ところで最後に悪役が“なぜ海軍を辞めてテロリストになったか”を語る場面があるが、要約すると“サラリーマンよりフリーランスはいいぞ”って話で、私は気に入っている。とにかくステルスが優雅に飛行するシーンはふんだんに見れますが…これもなんかの航空機ビデオの流用かも。(2007/1)
  ホット★ショット  HOT SHOTS!  1991年  85分  

監督:ジム・エイブラハムズ、キャスト:チャーリー・シーン、ケイリー・エルウィズ、ヴァレリア・ゴリノ

フセインのソックリさんまで出てくるギャグ満載の空軍版ドタバタ喜劇。

「トップ・ガン」をメインにパロディ満載、べたなギャグとジョークの連発でじっくり見てると疲れるが、思いっきり脱力したい人にはお薦め。まるでドリフのコントみたいなシーンもある。こういう映画の楽しみは、パロディの元ねたの映画をどれだけ見てるかが分かれめか。
空戦シーンでの敵役はF-5タイガーだが、アメリカ空軍主力戦闘機はなぜか英国製のフォーランド・ナット。ナットは多くは輸出中心でインドやフィンランドで使用された機体だが、なぜこの映画で採用か?…あまりにふざけた作品なので米軍機の使用を自粛したのかも。
続編「ホット★ショット2」もさらに悪乗りで今度は「ランボー2」がメインのパロディー!
  (2010/6)

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