西部戦線 (2000年以降の作品)

 バンド・オブ・ブラザース〜男たちの深い絆  2003米  合計10時間25分   ★★★ 

スティーブン・スピルバーグ、トム・ハンクス製作総指揮
出演:ダミアン・ルイス, ドニー・ウォールバーグ, デヴィッド・シュワイマー, スコット・グライムズ

第101空挺師団・506連隊・第2大隊E中隊。実在した部隊を一人一人実名のまま描いた、10時間に及ぶTVシリーズ。

「プライベート・ライアン」で大もうけしたのか、新種(新作?)の戦車も登場。
V号突撃砲X号ロンメルなんかは映画初登場じゃないか?
連合軍側も
M4だけでなくクロムウェル参加が実にリアル。戦車が被弾した時の描写も新鮮で「…ああ、実際はこんなだったんだろうなぁ…」と感激もの。リアルさの追究では空挺隊員の降下時の個人装備もすばらしい。

物語の中心は2〜7話。
ノルマンディ降下、マーケットガーデン作戦、バストーニュでの奮戦と、映画3本分楽しめる。でも、本国での訓練主体の1話、終戦前後のドイツを描いた8〜10話ももちろんお薦めです。(2006.8)


 コレクターズ・ボックス T   DISC 1〜2:本編(250分)/特典ディスク1枚(約180分)

第1話「翼のために」
第2話「ノルマンディ降下作戦」
第3話「カランタン攻略」
第4話「補充兵」

 コレクターズ・ボックス U   本編ディスク3枚(375分)
DISC 1:第5話「岐路」第6話「衛生兵」
DISC 2:第7話「雪原の死闘」第8話「捕虜を捉えろ」
DISC 3:第9話「なぜ戦うのか」第10話「戦いの後で」

 ジャスティス Hart's War 2001年米 125分 ★★

監督:グレゴリー・ホブリット、出演:ブルース・ウィルス、コリン・ファレル、マーセル・ユーレス

部隊は1944年12月16日アルデンヌ。つまり
「バルジ大作戦」開始日である。
主人公は親のコネでのんびり軍団司令部勤務する将校。しかし独軍の攻勢に巻き込まれ捕虜となる。その収容所に二人の米黒人パイロットが入ってくるが、一人が脱走とみなされ射殺される。だがそこには意図的な企みが見られ、収容所内での軍法会議が行われる。
…といういたって地味はストーリーが進んでゆく。しかしさすが「プライベートライアン」後の映画だけあって、ドイツ軍もリアル、収容所も冬の情景もリアル。また
黒人兵による戦闘機部隊があったこと、第2次大戦当時はまだ軍隊内でかなり人種差別があったことなど、テーマも新鮮。ただ派手な戦闘シーンといえば、冒頭でP-51が地上掃射するとこと、中盤に収容所上空で空戦がありMe109が撃墜されるとこくらい。
そしてこの映画が罪つくりだったのは、公開時のテレビCMでその
Me109撃墜シーンが使われたことだ。「…こりゃ凄そう!」と劇場に出かけて、肩透かし食らった気分の人も多かったのでは?(2006.10)